YouTubeが2019年初の規制強化を発表!過激ドッキリ系がヤバい?

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2019年1月16日(日本時間)、YouTubeが新たな規制強化を発表した。大きく分けて三つの点でコミュニティガイドラインの変更が行われたのだが、その中でも危険なチャレンジやいたずら動画に関する規制が主なきっかけとなっている。

YouTube側が名指しで問題視したコンテンツには、(海外の事例が多いものの)YouTube上で人気の動画や有名YouTuberが投稿した動画も含まれるなど今後それなりの混乱が予想される。当然日本のYouTube界も無関係でいられないだろう。以下、その詳細について触れていきたい。

 

 

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2019年1月に発表された規制強化の主な内容

 

2019年1月16日(日本時間)に発表されたYouTubeの新たな規制強化は、大きく三つに分けられている。

 

▼『お知らせ:コミュニティガイドライン適用の強化について』

support.google.com

 

1.過激なカスタムサムネイル

  • YouTubeのコミュニティガイドラインに準拠しない過激なカスタムサムネイルが規制対象
  • サムネがアウトでも動画内容がセーフならサムネのみ削除
  • カスタムサムネイルが削除されると、自動生成されたサムネに置き換わる
  • カスタムサムネ違反はコミュニティガイドライン違反となり、ペナルティが付く
  • 1度目のカスタムサムネ違反の場合、新しくカスタムサムネを設定可能
  • 2度目のカスタムサムネ違反の場合、カスタムサムネイル権限が30日間停止
  • 3度目のカスタムサムネ違反でアカウント停止

※なお、上記のペナルティは90日間に累積された場合のもの

※他のコミュニティガイドラインと合算なのかは今のところ曖昧なので今後追記予定

 

2.悪質な外部リンク

  • YouTubeのコミュニティガイドラインに準拠しないコンテンツの外部リンクが規制対象
  • 外部リンク違反のみの場合、動画は削除されず外部リンクのみ削除
  • 外部リンク違反はコミュニティガイドライン違反となり、ペナルティが付く
  • 90日間に3回の違反でアカウント停止

 

3.危険なチャレンジやいたずらについて

  • 重大な被害を招くおそれのある危険な活動を助長するコンテンツが対象
  • 命の危険にさらされかねないチャレンジ禁止の明確化
  • 重傷を負いかねない、いたずら(ドッキリ)禁止の明確化
  • 子どものトラウマになりかねない、いたずら(ドッキリ)禁止の明確化

 

今回の規制強化は「危険なチャレンジやいたずらについて」の規制が主題なので、その点についてもう少し詳しく見ていく。

 

具体例を挙げて禁止を明確化

 

YouTubeヘルプコミュニティに投稿された『よくある質問: 危険なチャレンジやいたずらに対するガイドライン変更に関して』では、危険なチャレンジやいたずらについて具体例とともに説明がされている。

 

名指しされた具体的な禁止行為

  • (お菓子のような見た目をした)洗剤"タイドポッド"を食べるチャレンジ
  • 自分の体に燃料を塗りたくって点火するチャレンジ
  • 自宅に強盗が入ったドッキリ
  • 走行中の車から撃たれるドッキリ
  • 子どもに親が亡くなったと嘘をつくドッキリ
  • 子どもに親から捨てられたと嘘をつくドッキリ

 

上記のチャレンジ動画は、病院に担ぎ込まれた人や重体に陥った人まで出ており、これらの動画は話題になった当時に既にYouTube上で削除対象となっている。

名前こそ挙げられていないが、現在のアメリカでは「Bird Box」というNetflixの映画を真似た目隠しチャレンジが流行しており、ユタ州に住む17歳の少女が目隠し運転をして事故を起こしている。

▼事故の記事

www.cnn.co.jp

 

樹海動画で大炎上したローガン・ポールの弟である、ジェイク・ポールも同様の目隠し動画を投稿して批判されていた(現在は削除済み)。

 

ドッキリ系の動画は現在も視聴可能なので削除祭りか

 

YouTube側が名指しで問題視した過激なドッキリ系の動画には、チャレンジ動画と異なり、現在も視聴可能な動画が多数存在する。

しかも、それらの対象になり得る動画にはチャンネル登録者1,000万人超えの超大物の動画も混ざっているようなので、今後かなり荒れた事態になるかもしれない。

 

 

▼追記:2019年1月23日に確認したところ、チャンネル登録者約1,500万人を誇る海外の超大物YouTuber「The ACE Family」が投稿した強盗ドッキリ動画がコミュニティガイドライン違反で削除されていた。 

 

 

追記(2019年2月13日):よくある誤解

 

よくある誤解として「YouTubeがドッキリを禁止した」というものがある。

YouTubeが禁止を明確化したのは、運が悪ければ亡くなる可能性のある動画や被害者が極度に身の危険を感じる"過激な"ドッキリ動画など。たとえば上記で紹介した強盗ドッキリのような動画だ。

つまり、事故を誘発する恐れのない安心安全なドッキリ動画などであれば今まで通りに投稿しても基本的には問題ない。

 

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規制には猶予期間がある

 

今回新たに始まった規制は、2か月間の猶予期間が設けられている。

猶予期間内であれば、カスタムサムネイル・外部リンク・危険なチャレンジやいたずらによるコミュニティガイドライン違反が見つかっても、コンテンツは削除されるがペナルティは科されない。

また、今回のコミュニティガイドライン変更前に投稿されたコンテンツについては、新しい変更に基づいて削除されることはあってもペナルティはないとも説明されている。

逆に言えば、それだけ多くの動画が削除されるということなのだろう。

新しい規約がどのように運用されるのか、今のところ未知数なので何とも言いようがないが、チャレンジ系やドッキリ動画を投稿している日本のYouTuberも注意して周囲の動向を確認しておいたほうが無難かもしれない。

おそらく今後いくつかの動画は新しい規約により削除されるはずなので、見つけ次第、BAN事例として追記したい。

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