2018年最後、かつ、最大級の炎上事案となったMEGWIN炎上。大半のYouTuberが突き放す中、有名YouTuberはじめしゃちょーがコラボ動画を投稿する形で救いの手を差し伸べていた。果たして、はじめしゃちょーはMEGWINを救うことができたのだろうか。
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MEGWIN炎上について
MEGWIN TVの主要メンバーだった"ファルコン"と"メテオ"が、MEGWINからパワハラのような被害を受けて退社したと語る、告発的な動画を投稿したことが発端となり、MEGWINが大炎上することになった。
▼ファルコンとメテオが投稿した動画
告発的な動画が投稿された当初からMEGWINに批判的な視聴者が多数だったものの、一部では「MEGWIN側の意見も聞きたいから今は様子見」といった視聴者もいた。
しかし、その後にMEGWINが投稿した動画は、視聴者が知りたかったはずの「ファルコン・メテオが話していたことは本当なの?」という部分には「彼ら(ファルコン・メテオ)の主観が入ってしまっている」ということで疑惑について直接否定することはなく、法律論を強調する動画となっていた。
▼MEGWINが投稿した動画
結局のところ、真相はよくわからないというのが実情ではあるのだが、多くの視聴者は「MEGWINは黒かもしれない」と受け取ったようだった。
有名YouTuberの大半もファルコン・メテオに同情的で、そのほか物申す系YouTuberたちがこぞってMEGWINを批判したため、MEGWIN炎上は2018年最後かつ最大級の炎上となった。
▼MEGWIN炎上について有名YouTuberの反応まとめ
はじめしゃちょーが救いの手を差し伸べるも低評価の嵐
▼はじめしゃちょーとMEGWINのコラボ動画
動画冒頭、はじめしゃちょーはMEGWINを「今、一番アツい男」と紹介。
MEGWIN炎上について「(MEGIWINが)悪いか良いか、関係なく。もう知ったこっちゃないっす」と語り、炎上内容にはほぼ触れないまま「すべてを忘れてクリスマスパーティしましょう!」とMEGWINを労るクリマスパーティを開始。
はじめしゃちょーは中立の立場を自称していたが、自らも三〇騒動などで炎上し、精神的に追い詰められた過去があること、そして「ヤバかったところをみんなでネタにして」助けてもらったことがあると話すなどMEGWINに同情的なのは明らかだった。
「消火スプレー」をMEGWINにプレゼントするなど、まさに「ネタ」にしてMEGWINに救いの手を差し伸べたが、動画の評価は2019年1月6日時点で「高評価21,000」に対し、「低評価50,000」。
はじめしゃちょーのチャンネルであるため、高評価も意外に多かったが(普段の動画も高評価が1万~2万ほどある)、どちらかといえば燃料を追加する結果となった。
なお、登録者の減少もピーク時から衰えてはいるが、今でも毎日数百人の減少が続いたままである。(2019年1月6日現在、登録者数は102万5千人ほど。炎上前は115万人いた)
ネタにするのは早すぎた
はじめしゃちょーは自身も大炎上したことがあるため、さすがに「火消し」ありきの発想で急ぎ過ぎたように思える。
炎上から10日しか経っておらず、しかもMEGWIN炎上の場合、MEGWIN自身にかけられたパワハラ疑惑などについて、回りくどい話に終始するばかりでハッキリと否定せず、視聴者の間では不信感だけが残っている状況。
こうした状況で「ネタ」で解決するのも難しいだろう。
MEGWINが取るべき行動は、ファルコン・メテオ側の主張が事実と異なるのであればもっと明確に反論するべきだったし、事実であるならもっと別の動画を投稿したほうがよかった。
炎上したYouTuberを消えてなくなるまでボコボコにするのも問題だが、炎上した本人が炎上経験のあるYouTuberと組んで、早期に「ネタ」で終わらせようとするのはやはりまずかったのだろう。