よききが中国人女性にヤバい悪戯して炎上どころか国際問題になるかも…

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有名YouTuberよききさんが2018年10月31日に投稿した動画。その内容が日本と中国で騒動になりかねない内容となっていた。過去には同様の行為をしたコロンビア人男性の事件で、コロンビア政府が声明を発表する事態にもなった非常にリスクの高い動画だ。

ハロウィンで知り合った中国人女性に行為を求める用語を言わせる 

 

 

ハロウィンで盛り上がる渋谷で動画の撮影を始めたよききさん。その内容は声をかけてきたファンに「後で自分と行為を持たないか」と冗談で誘ってみるというドッキリ企画。
 

よききさんは素顔とメイク姿のギャップがすごいことで話題になった人気YouTuberで、チャンネル登録者数は100万人を超えている。今回投稿された動画でも視聴者らしき人たちに囲まれる様子が映っており、その人気の高さがうかがえる。 

 

しかし、この動画には若干まずいシーンがあった。 

 

問題の部分は動画の3分18秒頃から始まる。 

 

ハロウィンの仮装をした中国人女性と会話中のよききさんが「第三回よききの日本語講座」と称し、「自分と行為を持ちたい」という意味の日本の俗語を相手女性に言わせるシーンだ。

 

中国人女性はその俗語を言わされたあと、言葉の意味がわからず「なに?」と聞いたが、よききさんは「JAPANの挨拶」だと嘘をついた。そのあとでネタ晴らしをした可能性もあるが、動画内では「挨拶」「JAPANの」と言ったあとで該当シーンが終わっており、その後の様子はわからない。

 

今回よききさんがやってしまったような「冗談」は冗談で済まされない非常に危うい冗談であり、国際問題にも発展しかねない非常にヤバい冗談だ。

 

 

日本人女性が被害者となったケース

 

記憶に新しいのが、サッカーワールドカップロシア大会のケース。

 

▼当時、報道された内容。

www.buzzfeed.com

 

日本に敗れたことで苛立っていたコロンビア人サポーターの男性が、日本人女性に話しかけ、言葉の意味を説明しないまま、問題のある用語をスペイン語で言わせた。

 

その様子を映した動画がSNSや動画サイトで話題になり、コロンビア国内でも当該男性に批判が殺到。コロンビアの外務省が正式に声明を発表する事態にもなった。

 

 

唯一の救いは相手がファンである可能性

 

よききさんの場合、唯一の救いなのは、相手の中国人女性がよききさんのファンである可能性だ。

 

問題の動画は「声をかけてきたファン」にとんでもない誘いをかけるというドッキリ企画の最中に行われたことなので、よききさんに変なことを言わされた中国人女性も視聴者の一人だった可能性がある。だとすれば、相手の中国人女性も大ごとにするつもりはないかもしれず、コロンビア人男性のような国境をまたいだ炎上にはならないかもしれない。

 

国際問題はそう簡単に終われない…

 

しかしながら外国人を相手に起こした事件というのは、そう簡単には終われない。なぜなら国と国の関係では、歴史認識や差別の問題があり、事件の当事者の枠組みを超えて「日本人」「中国人」という大きなスケールで語られることが多いからだ。

 

既に触れたコロンビア人男性の一件でも、コロンビアの外務省が声明を発表しているように、国と国の関係というのはそういうものだ。ひとたび中国で注目されれば、あっという間に大炎上になり兼ねない。

 

 

よききは中国でも人気

 

これはよききさんを擁護するような話になってしまうが、よききさんは中国でも知名度があり、中国でファンイベントを開催したこともあるほか、中国人ユーザー向けのアカウントも開設している。

 

▼中国で認知度高いことをつぶやく

 

▼よききの中国の動画サイトbilibiliアカウント 

space.bilibili.com

 

以上の点を踏まえると、動画内の行為が差別的な意図を持って行われた可能性は低いように思える。 

 

だが、相手が言葉を知らないことをいいことに通常言わないような言葉を言わせるのは、すこぶる評判の悪い遊びだ。コロンビア人男性のような事態になる前に、なるべく早くに何らかの対応をしたほうがいいかもしれない。

 

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