「歯がないということ」はハンデだろうか?実社会であれば、それは間違いなく不利に働き、打ち寄せる多くの困難に咽び泣くこともあるかもしれない。しかし動画サイトにおける「歯抜け」とは、唯一無二の武器であり、魅力的なコンテンツであり、選ばれし者の証だ。本稿は、いい感じの歯抜け系新人YouTuberを見つけたので無理やり歯抜け特集を組んだものである。以下、新人とレジェンドあわせて三名の歯抜けを紹介をしていきたい。
新人歯抜け だいにぐるーぷ加藤
2018年夏に心霊動画がヒットし、一気に中堅YouTuberまで駆け上がった新興YouTuberだいにぐるーぷ。巷では次に来るYouTuberと目されており、タレントの中川翔子さんもファンであることを公言している。
だいにぐるーぷの動画おもしろくて止まんなくなっちゃう
— 中川翔子🌙bluemoon🌕 (@shoko55mmts) 2018年10月11日
早稲田慶應中卒というありそうでなかった異色のメンバー構成。個人的に気になるメンバーはパリピ飯野だが、本稿では詳しく触れない。なぜなら飯野さんには歯があるからだ。
今回注目したいメンバーは、歯抜けの加藤さん。
▼歯抜けの加藤さんの心霊企画
筆者がこの新興YouTuber集団を知ったきっかけは、バズった心霊動画(西尾版)でもなく、中川翔子さんのツイートでもなく、他のYouTuberのツイートをチェックしているときに、たまたま遭遇した加藤さんの歯抜け写真だった。
▼遭遇した歯抜け加藤写真(歯がない理由付き)
加藤は中学時代に軽トラに轢かれ歯が抜けてしまいました…
— だいにぐるーぷ😎 (@Dai2group) 2018年10月9日
虫歯があるため、歯を新しく入れることもできない
でも楽しく生きています#だいにぐるーぷ pic.twitter.com/ssayaon6cb
歯抜けの加藤さんは、東海オンエアのてつやさんと見た目が似ていることから視聴者の間では「劣化版てつや」「歯のないてつや」「汚いてつや」と呼ばれて親しまれているようだ。ただ、東海てつやさん本人もデフォルトで鼻毛を飛び出させていることで有名なので、汚さの点ではあまり大差がない。
▼参考資料:とんでもない勘違いをする加藤
ふと思ったんだけど、東海さんのてつやさんがジャニーズの小山君に似てるってことは、てつやさんに似てるって言われる俺も小山君に似てるってことでいいのかな?🤔
— 加藤 (だいにぐるーぷ) (@dark956_nm7) 2019年3月20日
加藤さんはグループ内でクズキャラに位置付けられており、後述するレジェンドと比べればまだまだ常識人にみえるが、歯抜けの称号に相応しい人物ではある。今後の活躍が期待される歯抜け系YouTuberの一人だ。
レジェンド歯抜け ウナちゃんマン
日本の動画サイトで最も有名な歯抜けといえば、ウナちゃんマンだろう。
ウナちゃんマンはライブ配信界の最古参的な存在。ワキの臭さで犬を卒倒させる動画が話題となり、お笑い芸人の田村淳さんやGLAYのHISASHIさんなど著名人のファンまで抱える伝説の配信者だ。
▼ウナちゃんマンのキャスを視聴するHISASHI
久々ウナちゃんマンのキャス見てる♪
— HiSAƧiH (@HISASHI_) 2015年5月23日
▼世界が認めたウナちゃんマンの動画
犬動画からウナちゃんマンを知った視聴者の中には、ウナちゃんマンを単なる面白いおじさん(実際に面白いは面白い)と勘違いしてしまっている人がたまに見受けられるが、女子高生を冬の海に突き落として逮捕されたり、放送中に犯罪予告をしてTBSのニュース番組に晒されるなど、破天荒な人物でもある。
そんなウナちゃんマンは歯抜けだ。前述した加藤さんと異なり、着実に腐らせながら少しずつ歯を抜け落ちさせているので、歯抜けとしてのレベルは高い。
▼抜けた歯をコレクションする歯抜け
▼歯ありをディスる歯抜け
最近のウナちゃんマンは全盛期と比べて元気がないものの、今でも面白いような恥ずかしいようなコンテンツを供給し続けている。ウナちゃんマンはライブ配信者なので追うのは難しいかもしれないが、有志が投稿した動画がYouTube上に頻繁にアップされるため、気になる人は「ウナちゃんマン」と検索してみて欲しい。
最近のおすすめウナ動画
▼自分で自分を見分けられない歯抜けのマヌケ
▼ウナちゃんマンは有名YouTuberにも影響を与えている
一番ヤバかった歯抜け ジンギスカン
最後に紹介する歯抜けは、北海道在住のニコ生配信者ジンギスカンさん。
【悲報】昼ごはんを食べている時、前歯が折れてしまいました、、、 pic.twitter.com/mATW1jr7C8
— ジンギスカン@近藤政孝←本名 (@zingisukan_2525) 2017年2月9日
ジンギスカンの放送スタイルは、イケメンの画像を勝手に使用して女の子を口説くという最低なもの。ジンギスカンさん本人は「奇●」「不●工」「妖怪」など散々な言われ方をする容貌であり、女の子といい感じに話が盛り上がっていても、素顔を見せた瞬間に速攻で拒絶されるという落ちを繰り返している。
そんなジンギスカンさんは歯抜けであることでも有名。しかもリアルタイムに歯を溶けさせており、カプリコに負けて歯が折れる、歯の痛みに耐えながら命がけで食事する、溶けている途中の前歯がアルファベットのLに見えたことから「L字(歯)」という愛称がつくなど、歯抜けのコンテンツ力をこれでもかというほど見せつけた歯抜け界のスターだった。
▼まだ歯が溶けているときのジンギスカン
ジンギスカンさんの歯がない理由は単純に歯磨きをしていないからだったが、残念ながら現在は治療をしてしまい、歯抜けではない。ちなみに歯を治したジンギスカンさんは「歯が治れば女なんて余裕」と豪語していたが、歯が治ったあともちゃんとフラれていた。
▼新しい歯を手に入れたジンギスカン
俺のリスナーくんがプレゼントしてくれました🎁🎁 pic.twitter.com/SCEUPofQOn
— ジンギスカン@近藤政孝←本名 (@zingisukan_2525) 2017年11月13日
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