【バズった動画を研究するシリーズ】超大物YouTuberヒカキンさんの投稿した「アルミホイルを丸めて作るアルミ玉」動画シリーズが合計数千万回を超える大ヒットになっているが、その余波で意外な動画がこっそり100万再生を達成していた。それは小学生YouTuber折田くんが2018年5月19日に投稿した「ヒカキンさんがメルカリで僕のアルミホイル玉を買ってくれてた!」という動画だ。
ヒカキンにアルミ玉を売却した少年の動画が100万再生を突破
動画を投稿したのは小学生YouTuberの折田くん。
内容はUUUM所属の超大物YouTuberヒカキンさんが投稿した"アルミ玉をメルカリで購入してみる"動画の中で、折田くんがメルカリに出品していたアルミ玉をヒカキンが買ってくれていたことを報告するというものだ。
ヒカキンのアルミ玉動画シリーズとは?
ヒカキンさんが投稿した「アルミ玉」動画シリーズ。アルミホイルを丸めて叩くと綺麗なアルミ玉ができあがるというもの。元々ネット上で話題になっていたネタで、多くのYouTuberが真似をした動画を投稿している。ヒカキンさんもそれを真似した形だ。
ヒカキンさんは自分でアルミ玉を作ってみるだけでなく、メルカリに大量にアルミ玉が出品していることを知り、それらを購入して格付けするといった動画も投稿していたのだが、その中に折田くんのアルミ玉が入っていたわけである(エントリーナンバー2番が折田くん出品のアルミ玉)。
期せずして自分がつくったアルミ玉がヒカキンさんの手に渡ったということに感激した折田くんは、自身のYouTubeチャンネルでその旨の報告動画を投稿したのだが、その動画はヒカキン効果で見る見るうちに100万再生を突破。見事に「バズった」というわけである。
バズったポイントを応用できるか考える
「ヒカキンさんに自分の出品したアルミ玉を買ってもらえた!」という点だけを見れば単なるラッキーでしかない。真似してバズることはほぼ不可能だ。
だが、ヒカキンさんのような大物の動画に直接取り上げられることはなくとも、何らかの形でビッグネームを借りることはできるはずだ。
折田くんのように動画のネタにしてもらうとか、他の有名YouTuberのように大物にコラボしてもらうということはなかなかできることではない。しかし、大物の名前を使って何らかの企画をするということは十分に可能で、ビッグネームに釣られて興味を持ってくれる視聴者もいるだろう。時には反感を買うこともあるとは思うが、結局は動画が面白ければ視聴者はついてくれる。アプローチの一つとしては、やってみる価値があるかもしれない。
また、折田くんのバズった動画で興味深い点が他にもあった。それは折田くんの動画を紹介する人が多かったことだ。
折田くんの動画自体は全く面白さはないのだが、純朴な少年が声変わり前の幼い声で喜んでいる姿は一部の視聴者の心に響いたようである。ヒカキンさんの動画コメント欄にもわざわざ好意的に動画を紹介する書き込みがあったし、ツイッター上にも散見された。他のYouTuberが折田くんの動画を紹介したということもあったようだ。
過去には荒々しいヒカキンチルドレンが悪い意味で話題になったこともあったためか、折田くんの純朴性が物珍しく、思わず紹介してみたくなった人が多かったようである。折田くんが良い意味で期待を裏切ることでレア感を出して多数の拡散に繋げたことは興味深い点であり、学べるポイントだろう。
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