AbemaTVの新番組「賞金首」が初回放送後に不評の嵐 急遽リニューアルと称して放送延期に【PUBG】

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AbemaTVのゲーム専門チャンネル"ウルトラゲームス"で新番組が始まりました。その名も『賞金首』。視聴者参加型のゲームバラエティ番組で、賞金首として指定された凄腕プレイヤーを一般の視聴者が倒せたら10万円ゲット!

 

という、一見おもしろそうな番組だったのですが、どうやら批判が相次ぎ、早速リニューアルするため、次回放送を一時延期することになったようです。

 

 

賞金首とは?

 

2018年3月23日に始まったAbemaTVのゲームチャンネル"ウルトラゲームス"の新番組。

 

 

 

一般の視聴者が賞金首として指定された"凄腕プレイヤー"を倒せたら10万円が貰えるという企画。

 

しかも、この新番組、一度きりの特別企画ではなく、火曜がLoL水曜がシャドバ木曜がモンスト金曜がPUBG、といった具合に四種類のゲームで行われ、これを定期的に(毎週?)実施するという破格の内容でした。

 

しかし、いざ初回放送があると不評の嵐

 

LoLでは企画内容自体にやや無理があったようで、モンストでは出演者の言動で一悶着があった模様。

 

 

 

 大荒れのPUBG回

 

とどめを刺したのはPUBG回。

 

金曜のPUBG回では、運営の説明不足によって混乱が発生。勝利条件や賞金獲得の要件がいまいちわかりにくかった上、ミスがあってカスタムマッチを作り直すなど、視聴者・参加者ともにイライラ

 

いざ試合が始まると、賞金首として指定されたプロゲーミングチームDeToNator(略称、DTN)所属の人気ストリーマー四名が、一般の視聴者として参加した多数のプロゲーマーに狩られてチーム順位11位、合計キル数2キルで終わるという微妙な事態に。

 

おそらく多くの視聴者は、DTNと一般参加者がぎゃーぎゃープレイしながらワンチャンあればいいな、ぐらいに考えていたはずですが、通常の大会と似た雰囲気になり、AbemaTVが標榜していた"ゲームバラエティ"とかけ離れた内容になってしまいました。

 

 

 

 

 (↑厳密にいうと、優勝したのは別のプロゲーマー構成チーム)

 

 

プロ参加は違反ではない。問題は運営。

 

ただし、プロゲーマーが参加することは違反でもありませんし、プレイするなら全力で勝ちに行くことが当然でしょう。

 

問題があるとすれば、運営側がPUBGとDTNのストリーマーとその視聴者について何処まで理解していたか、ということでしょうか。

 

DTNのストリーマーが人気である所以は何か。PUBGの性質上、スクワッドとソロどちらが番組に向いているか。もっとバラエティ向きのわかりやすく見栄えのいい勝利条件はなかったのか。

 

AbemaTVは以前のPUBG特別番組で、出演者にノートPCでプレイさせようとするなど、「AbemaはPUBGエアプか?」と不安の声もありました。

 

今回の番組延期は、その不安が的中した結果と考えていいでしょう。

 

急遽リニューアルと称して次回の番組が延期に

 

PUBG回終了後、「賞金首」の公式サイトやツイッターを確認してみると、放送を一時延期することが発表されていました。

 

 

 

再開予定は5月上旬

 

出演者が苦言を呈すといったこともあったようで、具体的に何が直接的な原因だったか定かではありませんが、新番組開始そうそうに次回放送の一か月延期という結果になりました。

 

AbemaTVのゲーム番組に不満を持つユーザーも多いですが、一方でゲーム番組に力を入れている姿勢について関心を持っているユーザーも多いです。

 

まだゲームチャンネル自体ができてから日も浅いですし、今後のリニューアルに期待してもいいでしょう。

 

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